今日は「投資の神様」と言われているウォーレンバフェットさんの本
ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ――若き日のバフェットに学ぶ最強の投資哲学
を読んで考えた事をお伝えしたいと思います。
投資についての色々な人の悩み
今までの仕事柄、投資についての色々な人の悩みをお客様や友人から聞いてきました。資産規模や、長期なのか短期なのかというスタンスもあります。私の田舎に住み親のように、銀行預金だけしてけばいい。株はギャンブル絶対にやらないという人もいます。
ただ、今は放っておいてお金が増える時代ではなくななってしまいました。
- 私の親のように知ってはいるが怖いものだからやらない
- NISAや持株会や確定年金などで一定額を積立方式でやっているが中身があまりわかってない
- 好きな投信や優待株などずっとホールドしているが中身はあまり理解していない
という方が多かった気がします。
一方、経験豊富な富裕層のお客様などには逆にたくさん勉強させていただきました。
配当が年間300万円以上ある方や優待の品がたくさん届いたり、債券の利金がたくさん入ってくる仕組みを持っている方などたくさん見てきました。
ウォーレンバフェットさんってどんな人?
1930年生まれ、11歳の時に初めて3株を買い、5.25ドルの利益を出した。
その後売った株はどんどん値を上げてしまった事に気づいた事が後にバフェットさんの思想に出てくる長期保有の思想
よく考えることなく小さな利益を得ようと急いではいけない。
という事に結びついたようです。
この考え方は重要で、
私自身もウォーレンバフェットさんのバークシャーハサウェイ株を2018年12月に
204.27ドルで20株売却しました。しかも損切して売却しています。
今現在の株価はなんと362.46ドル(2023/9/2)と売却しないであのまま持っていれば
1.6倍超になっていたのです!
そして今のほうが円安なので円換算で2倍ぐらいの利益が出ていたかもしれません。
今は投資会社としてバフェットさんの会社バークシャーハサウェイはもともと経営難の紡績会社
で今の投資会社と全然関係のない会社だったこと、
そしてこの会社を買収したのが最悪の失敗だったと言っているほど感情的に買収して失敗したと思っていたようです。
しかし、その後バークシャーハサウェイは大きく成長して、バフェットさんは「投資の神様」と呼ばれるようになりました。
この本の要点(かなりざっくり)
- 株式市場の動きではなく企業を分析する
- 安定性マージンを確保する
- 適度なリターンだけを求める
- マーケットのムードに流されるのではなくそれを理解した上で利用する
- 割安株が全く見つけられないときは追加投資を控える、キャッシュポジションを持つ
私が参考になった投資の考えはこのあたりです。
本の中に実際にどの銘柄に投資したのかなど詳細が載っています。
他にもたくさん参考になる所がたくさんあって、どうやって巨額の資産を築いたか詳細が
この本には書いていますので気になる方は読んでみて下さい。
まとめ
短期投資と長期投資と自分の中で決めておくといいと思いました。
長期の銘柄はずっと付き合っていくつもりで投資していこうと思っています。
あとは、私がお客さんによく言っていた言葉で、自分でも思っているのが、
『下がっても信じて待てる銘柄を買ってください』と言っていました。
短期で上がり下がりを予想してやるのも楽しいですが、
中長期スタンスの場合、信じられる銘柄で自分が納得感があるものを買うのがいいと思います。
よくわからなくて納得できないものは自分が納得するまで調べ、
最終的に自分が納得できなかったらたとえネットで噂になってたり、儲かるよと言われたものでも
断固として買わないというスタンスがいいのではないでしょうか。
株、投信、為替、保険、不動産などなどいろいろありますが、
全てにおいてこのスタンスであれば納得感がでるのではないかと思います。
是非気になったら読んでみて下さいね!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
コメント